京都の名工が作る京念珠
念珠師・喜芳さんは、12歳から念珠づくりに携わり、その道一筋。長年の技術の積み重ねが認められて、念珠師では初めて2004年に京都府伝統産業優秀技術者として表彰されました。その喜芳さんのきびしい指導のもと、匠が手がける京念珠です。
念珠を組み上げる熟練の技は、長年培った指先の感覚によるもので、緩すぎず、締めすぎず、絶妙のバランスで、手に持った時に綺麗な輪が保たれます。
念珠は、仏事には欠かせないものです。仏事の時、相手を想い、祖先を想う気持ちの表れとして、1人1人が自分の念珠をもつことが大人のマナーです。